1 シーズン
12 エピソード
ネガポジアングラー
くらい海の底から、少しだけ光がみえた気がした
多額の借金を抱え、 さらに医者から余命2年を宣告された大学生、佐々木常宏。 鬱々とした日々を過ごす常宏は、 ある日借金取りに追われ海に転落したところを、 釣り好きの少女ハナとその釣り仲間の貴明たちに助けられる。 ハナに勧められるまま人生初の釣りを経験し、 その釣り仲間とも親交を深める常宏。 ハナや貴明の働くコンビニでバイトも始め、 難解な釣り用語や生アミの匂いに苦戦しながらも、徐々に釣りにハマっていく。 手元に伝わるアタリは、生の実感──。 転落し続け世界を見上げるだけの人生は、そう簡単に変わらない。 そんな常宏が釣りを通して見つけたものとは……?