地獄の底までつき合うぜ
地獄の底に舞い狂う札束!! 痛快千恵蔵がぶっ放つ必殺の二挺拳銃!!
碇勝五郎と源次の七回忌法要が開かれる中、一台の霊柩車が会場に現れた。運び出された棺桶の中から現れたのは、死んだはずの源次だった。7年前、親同然であった船長の勝五郎と共に第一黒田丸に乗り込み、南シナ海に沈んだ2億円の金塊引き上げに参加していたが、分け前を巡って勝五郎は射殺され、源次も何者かに背後から撃たれて海に転落した。当時の仲間であった黒田海運社長の黒田、山口ジムのオーナー山口らは勝五郎は源次に殺され、自らも海に身を投げたと言いふらしていたが、九死に一生を得た源次は復讐の鬼と化して舞い戻ってきたのだ…。